
Windows Server 研修|現場に即した研修で学べる

昨今、ネットワークエンジニア、プログラマー、サーバ保守を担う方にも、サーバ構築スキルが求められています。アスリーブレインズのWindows Server 研修は、現場に即したカリキュラムで、エンジニア経験の豊富な講師が事例を交えながら指導します。本記事では、研修内容や、その特徴についてご紹介します。
Windows Serverとは
最初に「Windows Server」について簡単にご説明します。
Windows Serverとは
Windows Serverは、米Microsoft社が開発した、サーバ向けのプラットフォームOSです。最新のバージョンは「Windows Server2022」で、同製品は2021年にリリースされています。
Windows Serverを選ぶメリット
Windows Serverは、しばしば「Linux」などの他社製品と比較検討されることがあります。
Windows Serverは、OfficeなどMicrosoft製品との親和性が高く、操作性に優れています。そのため、IT専門職でなくとも、取り入れやすいという特徴があります。ただしライセンス料が必要なため、コスト面での負担は少なくありません。
アスリーブレインズWindows Server研修の特徴
ここからは、アスリーブレインズが提供する「Windows Server研修」の特徴についてご紹介します。
特徴①現場に即した研修を開発
アスリーブレインズは、独立系Slerである株式会社ディ・アイ・システムの 100%グループ会社です。グループ内には現役の開発エンジニアが多数在籍しているため、現場に即した形で研修を開発しています。さらに、研修と現場のギャップを常に把握し、内容をブラッシュアップし続けています。
特徴②エンジニア経験が豊富な講師が指導
特徴③お客様に合わせたオーダーメイドの研修設計が得意
アスリーブレインズは、お客様の業界や個別の状況に合わせたオーダーメイドの研修(カスタマイズ研修)の設計が得意です。現状の課題をヒアリングし、その解決に向けて、一緒に研修を作り込んでいくことも可能です。
アスリーブレインズWindows Server研修活用シーン
アスリーブレインズの研修は、Windows Serverの初心者(新卒者または他業種からの中途採用者)を対象としています。。
既に開発エンジニア等として活躍されていらっしゃる方が、新たにWindows Serverの知識を習得したいなど、プロがプラスアルファの知識やスキルを身につけるために活用していただくケースも多くあります。
ケース① ネットワーク業務を担当されていて、今後サーバ側の知識を身につける必要のある方
受講者の中で多いのがネットワークエンジニアの方です。クラウド時代とも言われる昨今、物理的なネットワークのスキルだけでは、サービス提供が難しくなっているという現状があります。ネットワークエンジニアの方が、サーバの領域を学ぶために受講されるというケースが最も多く、ニーズも高まっています。
ケース② 現役エンジニアで、サーバ側・インフラ側の知識を身につける必要のある方
これまではプログラムを書くエンジニアとインフラエンジニアは、ある程度の住み分けがありました。しかし、近年は大容量のデータのやりとりが必要で、通信を意識したサービスが増えています。必然的に、プログラムを書く段階でサーバやネットワークの知識を持ち、そこをある程度意識しなければならなくなっているのです。
ケース③ サーバ保守の実務経験があり、これから構築のスキルを習得したい方
サーバの運用・保守・監視の業務を担当されていて、既に基礎知識を身に付けられた方が、キャリアアップの一環としてサーバ構築のフェーズを学び、構築エンジニアを目指されるケースもあります。
Windows Server研修コース内容
アスリーブレインズのWindows Server研修の詳細をご紹介します。アスリーブレインズでは、以下の2種類のコースをご用意しています。また、個別の状況に合わせたカスタマイズ研修の設計も可能です。
◎Windowsサーバ2016 構築実践(概要)
◎Windowsサーバ2016 構築実践(AD)
Windowsサーバ2016 構築実践(概要)
最初に、Windowsサーバ2016 構築実践(概要)のご紹介です。
コース概要
Windows Server 2016の機能やインストール方法を、講義および実習を通して学びます。
到達目標
Windows Server 2016のインストール方法や操作方法などの基本知識を理解します。
対象者
◎Windowsの基本的な操作を実行できること
◎エンジニアの方で、サーバ側・インフラ側の知識を身につける必要のある方
◎ネットワーク業務を担当されていて、今後サーバ側の知識を身につける必要のある方
◎サーバ保守の実務経験があり、これから構築のスキルを習得したい方
詳細
【1】Windows Server 2016の基礎知識
・サーバとクライアント
・サーバに必要な要素
・サーバOSとクライアントOS
・セットアップ
・Windows Serverの特徴
・システム要件
【2】ローカルユーザの登録と管理
ユーザとグループ
【3】ディスク管理
・サーバのディスク管理
・ハードウェアの管理
【4】ファイルサーバ構築と管理
アクセス許可の管理とサーバの運用
【5】Webサーバ構築と管理
・ネットワークでのファイルやプリンターの共有
・ネットワーク経由のサーバ管理
・インターネットサービスの設定
【6】DHCPサーバ構築と管理
・Hyper-Vと仮想環境の利用
・Active Directoryのセットアップ
開講日時
◎3日間(9:30〜17:30)
◎オンライン開講
◎次回開催は、7月を予定しております
金額
132,000円(税込)
注意事項
◎このコースは、アスリーブレインズ株式会社のオリジナルコースです。
◎カリキュラムは、予告なく変更される場合があります。
Windowsサーバ2016 構築実践(AD)
次に、Windowsサーバ2016 構築実践(AD)のご紹介です。
コース概要
Windowsサーバ2016のActive Directory(AD)について実習を通して学びます。
到達目標
ディレクトリサービスおよび認証基盤の技術であるActive Directory(AD)の機能や構築、設定、オブジェクト管理などの操作方法を、講義および実習により学びます。
対象者
◎「Windowsサーバ2016構築実践研修科(概要)」を受講済み、または同等の知識がある方
◎エンジニアの方で、サーバ側・インフラ側の知識を身につける必要のある方
◎ネットワーク業務を担当されていて、今後サーバ側の知識を身につける必要のある方
◎サーバ保守の実務経験があり、これから構築のスキルを習得したい方
詳細
【1】Active Directoryの概要
・アカウント管理方法の違い
・Active Directoryのメリット
・ドメインとドメインコントローラー
・Active Directoryの構成要素
・ドメインサービスのインストールと削除
【2】Active Directoryドメインサービスの構成
・機能レベルの昇格
・操作マスタ(FSMO)
・グローバルカタログ
【3】オブジェクトの管理
・アカウント操作
・グループ操作
・コンピューターアカウント
・組織単位(OU)
・ユーザプロファイル
・フォルダーリダイレクト
・監査機能
・UPN
【4】グループポリシーの構成
・グループポリシーの管理
・継承と強制
・手動更新
・GPO
【5】サイトとレプリケーション、RODCの構成
【6】バックアップと保守
・バックアップ
・データベース
・環境の復元
・ごみ箱機能
【7】Active Directoryサービス
・データベース移動
・復元モード
・権限違いの復元(GUI/CLI)
開講日時
◎3日間(9:30〜17:30)
◎オンライン開講
◎次回開催は、7月を予定しております
金額
132,000円(税込)
注意事項
◎このコースは、アスリーブレインズ株式会社のオリジナルコースです。
◎カリキュラムは、予告なく変更される場合があります。
講師紹介
「Windowsサーバ2016構築実践」を担当する講師をご紹介します。
担当
永山 大介
プロフィール
大手計測器メーカーの情報システム部門にて、システム開発・保守、社内ユーザー向けシステム導入教育などに携わった。エンジニアに転職後、経験を積みインストラクターに。新入社員研修、情報通信会社向け研修を担当している。「Windowsサーバ2016構築実践」は年に10回前後実施しており、これまでの受講者数は延べ300人ほど。
メッセージ
情報を得たいとき、Webサイトを活用される方は多いと思います。そのWebサイトを構築するためのOSの一つがWindows Serverです。研修では、Windows Serverで何ができるのか、そしてその操作方法について、座学と演習を繰り返しながら学びます。「まずは、Windows Serverを触ってみよう」という軽い気持ちで構いません。興味を持って、研修に臨んでいただければと思います。
私は20年以上にわたり、IT業界でさまざまなシステムの構築現場に携わりました。システム運用を通し、ユーザとの接し方についても学びました。システムの構築や運用で得た実体験をもとに、現場で役立つ知識やスキルをご提供します。
また、IT業界の用語には、「難しい」「想像しづらい」と感じるものも多くありますが、なるべく平易な言葉に置き換え、受講生の理解が進むようサポートしています。例えば、座学ではWindows Server特有の用語や考え方が出てきます。それらについて、身近な他のOSでの動作などについて例を挙げながら解説し、しっかりと学びが定着するよう意識して講義を進めます。
お客様の声
これまでに多くの方が、「Windowsサーバ2016構築実践」を受講されています。受講された方の感想の一部をご紹介します。
![]() |
◎Windowsサーバは、Linuxと比較して操作自体は簡単に感じました。ただ、その分使用している人も多いと思いますので、今後の業務でしっかり活かせるよう研鑽していきたいと思いました。 (Sier所属:インフラエンジニア3年目) |
![]() |
◎講義以外の部分についても教えていただくことができ、大変助かりました。 (Sier所属:インフラエンジニア1年目) |
![]() |
◎講師の方が、一つひとつ丁寧に確認しながら進めてくださったので、理解が深まりました。 (Sier所属:インフラエンジニア1年目) |
![]() |
◎講義の内容も・テキストも非常に分かりやすく、実践に活かすことができそうだと感じました。 (Sier所属:インフラエンジニア2年目) |
まとめ
いかがでしたか?ビジネスを支えるインフラでもある「サーバ」。アスリーブレインズの研修では、IT業界で20年以上システム構築に携わった講師が、実体験をもとに現場で役立つスキルを提供します。ぜひ一度、ご相談ください。
●1社様向けの研修、1名様から参加可能な公開研修に関するご相談は、下記の「研修のご相談」からご連絡ください。
●1社様向けの研修につきましては、オーダーメイドのご提案も可能です。
●公開研修は下記の「お申込みページ」からもお申込み頂けます。(お見積書の発行も可能です。)
研修のご相談 | 公開研修のお申込みページ【構築実践/概要】 | 公開研修のお申込みページ【構築実践/AD】 |