業務プロセス再構築(BPR)実践研修
研修情報
研修コード | ZZ017 |
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カテゴリ | ビジネスツール活用 |
日数 | 0.5 日間 |
時間 | 13:00 ~ 16:00 |

研修概要
「AI導入に多額の費用を投じたにも関わらず、期待する効果が出ていない」
「最新のITツールを導入しても、結局は既存業務の複雑さに埋もれてしまい、真の効率化に至らない」
といった課題を抱える企業は少なくありません。
現代ビジネスにおいてAI活用による業務効率化と生産性向上は不可欠であり、これらを推進できていない企業は市場競争において優位性を失うリスクに直面しています。
AIを最大限に活用し、競争優位を確立するためには、現状の業務プロセスをゼロベースで見直し、再設計するBPR(Business Process Reengineering)の知識が不可欠です。
本研修では、AI導入前に必要となる業務プロセスの可視化(As-Is分析)から、AI活用を前提とした効率的な業務フロー(To-Be設計)の構築までを実践的に学びます。
AIを真に業務改善・効率化に繋げるBPRスキルを習得し、貴社のDX加速とビジネス変革を目指します。
研修目標
■AI導入に必要なスキルの習得
・業務プロセスの本質的な課題を発見し、抜本的に再構築する力を習得する。
・BPR(業務プロセス再設計)の全体像を理解し、自部署で推進するイメージを持つ。
・属人化・手作業に依存した業務のリスクや課題を言語化できるようになる。
・顧客視点・全体最適の視点から、あるべき業務の姿を描く思考法を習得する。
・ITツール(RPA、ERP、クラウド、AI)を活用した業務革新の全体像を理解する。
・実務に即したプロセス改善・提案スキルを習得する。
研修内容
1.BPRの基本概念と意義 | ・なぜBPRが必要か(環境変化・業務の硬直化) ・業務改善 vs BPRの違い ・BPRの5原則(Hammer)解説 |
2.BPRの実施プロセス | ・現状分析:As-Isモデルの可視化方法(業務フロー図) ・未来設計:To-Beモデルの思考法(顧客価値・ゼロベース) ・実行:変革の推進体制、壁の乗り越え方 ・PDCAサイクルによる定着支援 |
3.グループワーク①:現状分析 | ・架空企業「A社」の現状業務フロー資料配布 ・問題点・非効率箇所の洗い出し ・重要業務の洗い出しと業務分類 |
4.発表・全体ディスカッション | ・各グループ発表 ・講師より全体傾向と補足コメント |
5.ミニ講義:ITによる業務革新 | ・RPA:定型業務の自動化事例 ・ERP:業務全体最適化の視点 ・クラウド活用・AIとの組み合わせ |
6.グループワーク②:改善案の設計 | ・現状分析で洗い出した課題をもとに「ITを活用した改善案」を設計 ・To-Be業務フローの作成 |
7.発表とフィードバック | ・各グループより改善案を簡潔に発表(1分) ・講師から講評:BPRとしての視点、課題設計の深さ等をフィードバック |
8.総まとめ・定着支援 | ・本研修の学びの整理 ・重要ポイント再確認:「ゼロベース発想」「顧客価値」「全体最適」 ・実務でどう活かすか(事例紹介) |
対象者
経営層、事業部門のリーダー、DX推進担当者など、組織の変革を担う全ての方にご参加いただけます。
<このような方におすすめ>
・日々の業務改善に限界を感じ、抜本的な改革を目指す方
・ITツールを導入したものの、現場の業務変革がうまく進まない方
・部門最適化から脱却し、全社的な視点で業務を見直したい方
・属人化した業務を標準化し、DX推進の土台を築きたい方
講師紹介
金森 努(Tsutomu Kanamori)
金森マーケティング事務所取締役 兼 アスリーブレインズ講師
グロービス経営大学院、金沢工業大学KIT虎ノ門大学院の客員准教授、青山学院大学非常勤講師を歴任。30年以上にわたりマーケティングの最前線で実践的な知見を体系化してきました。
コンサルタントとしてIT・通信、電機、食品など幅広い業界を支援。新規事業開発から営業力強化まで、数々の課題解決を成功に導いています。研修講師としては、年間100コマ以上の研修に登壇し、受講者が「業務で活かせる」実践的なプログラムを提供。マーケティングに加え、リーダーシップ、業務改革、生成AI活用、ハラスメント研修など、多様なニーズに対応しています。
さらに『3訂版 図解よくわかるこれからのマーケティング』など、マーケティングを体系的に学べる書籍を10数冊刊行しています。
備考
※最少催行人数:4名※開催場所:オンライン
※研修内容は随時アップデートをしますので、ご了承ください。
開催形態
【1社様向け研修についてのお問合せはこちら】
・1社様向け研修の開催を承ります。
開催日程・受講人数・場所・内容アレンジなどお客様のご要望に応じたご提案が可能です。